LOVE VOYAGER TOUR




いってきたよ!

2011年5月28日(土)SUNMALL 5F ワイワイワイスタジオ


大阪発の深夜バスに乗るべく、梅田のバス待ち合い場所で走り、つるっつるの床で転びあごを打ち、まあそんなドラマチックなスタートでいざ広島へ。笑。
隣の席のギリシャ人の女の子とぼちぼち話もしながら、あっという間に眠りに落ちて。。。朝6時台に着きました、JR広島駅!

広島に住んでいるおねえちゃんに逢いにいくんだ、というギリシャちゃんと別れて、私は朝の銭湯を堪能させて頂きました。

そして、午前中はこちらへ。
ゆっくりと時間を過ごさせてもらいました。
この日は雨だったけれど、もちろん、平和の火が消えることはありません。



平和記念公園ですね。
時間の余白で何を感じられるか、私に取っては自分と対話させてもらう場所でもあります。
ここに来る時は、なるべくゆっくりできるように来ています。




広島平和記念資料館。
修学旅行か遠足か、小学生達が沢山走り回っていました。

入り口近くには、
広島への原爆投下、1945年8月6日から数えた日数、そして、最後の核実験からの日数も表示されています。

一番最近の核実験は、米国ニューメキシコ州のサンディア国立研究所で行われました。
去年の12月に続いて、今年の3月のことだそうです。
核実験が行われるたびにこのカウントは0になり、また一日ひとつずつ、数字を刻みはじめます。

カウントを0に戻す、その仕事がなくなりますように。
二度と原爆の悲劇が繰り返されることがないように、祈ります。

(HIROSHIMA PEACE MEMORIAL MUSEUM:If you ever have a chance, I strongly recommend you to come visit here. Wherever you come from, remembrance of people in Hiroshima will speak to you in your heart. Tragedy of nuclear weapon shall never be forgotten. )



そして商店街へてくてくと。

「元安橋から金座街入り口までの本通は、旧藩時代の西国街道の一部として古くから繁栄した町人町でした」
という歴史を資料館で見かけていたんですが、この「西国街道」。
私の故郷、大阪は高槻にも西国街道が通っています。

道、つながったじゃん!と、がぜん近しく嬉しく思いながらライブ会場に向かっていたら、ギリシャちゃんに再会。
お姉ちゃんにあえてよかったね。ナニしてんの?え、今からライブなの。
あ、そう。じゃ、写真とっとく?と記念に一枚。



そしてサンモールでの公開録音ライブ!

FM広島、LIVE ON RADIOのおかげで今回の広島【現地】アンコールが決まったのです。あたたかいスタッフの皆さんに迎えていただきました。そして一緒に出演したのは地元のアーティストMebiusのお二人。

もの凄いあたたかいチームのこの番組は、何より、DJの渡部裕之さんがサイコーのお人柄!地元の方々に愛されているのがよくわかる、優しくて面白いお兄さんです。

ライブでは、バンドで勢いよく歌う事が多かった「KISS ME IN THE RAIN」を、アコースティックバージョンで。
この曲は、広島の市長さんになった人は核保有国に向けてずっとお手紙を出し続けているんだということを知って、それを思いながら日本の首都、東京の街を歩いていたときに思ったことを曲にした、私なりの平和の歌でもあります。

広島の人たちはどう思って聞いてくれるんだろうと思っていたのだけど、
力強い拍手、握手や言葉でも応えてくれて、すごい嬉しかったです。





そして、お好み焼き、やきそば入りがむしろ好き、な私が広島行ったら食べたくなっちゃうのがこちら。
広島行って食べ物に困ることはないとおもいますが、迷ったら「お好み村」でしょう。
とあるビルがまるまるお好み焼き屋さんだらけになってます。

私がよく頂くのは大丸堂さん。今回は台風が近づいててゆっくり食べる暇がなくなっちゃったので、大将にテイクアウトお願いしました。いつもありがとう。次は是非鉄板の前でね!




八丁堀の駅から市電に乗って、広島港のフェリー乗り場へ向かいます。

ここ広島の広島電鉄さんは、日本最大の路面電車!
車両はモダンなハイテク君から、各地からのレトロですてきな中古車両もあって、市電の博物館とも言われているそうです。

小学生が乗り込んで、おばあちゃんが降りて、お兄さんが傘を閉じて、百貨店帰りのおかあさんが大荷物で降りて、高校生がわいわい乗り込んでくる。
生活の中にとけ込んで、沢山の物語を乗せて走る市電。
広島の街を走り抜けていきます。

大将に作ってもらった広島焼きを膝にかかえて、終点まで。
広島港に到着して、周りを見渡していたら、ピカイチレトロでかっこいい緑の車両を発見!
よくみたら、京都市電でした。素敵。つながっていますね。
ほんとに市電の博物館だ!




もし私が広島に生まれていたら、どんな歌を歌っていたかな。

きっぷのいい感じであったかい人たちが迎えてくれる街。
原爆を投下された歴史を背負い、平和を伝え続ける街。
市電が走る景色がどこか懐かしく、美味しいモノには困らない街。
あ、そうだ、吉川晃司先輩の故郷でもある街、 男前が生まれる街。

と名残惜しい気持ちを反芻しながら、フェリーが動き出した頃にはもうすっかり夜。
振り返った広島の街がキラキラでした。

すべての灯りのもとに、街に、幸がありますように。
広島の皆さん、ライブ来てくれた方も、ありがとう。
広島の元気、またじゃんじゃん送ってくださいね!!

また逢いましょうね。どうぞお元気で!